4/13シンポジウム 「日本の食品添加物のいま」 ~日本の食は安全という思い込み~開催のご案内

 4月13日(土)、シンポジウム 「日本の食品添加物のいま」 ~日本の食は安全という思い込み~を開催します。日本の食品安全基準はどこの国よりも厳しく、安全で安心できるというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか、しかし、実際はどうでしょうか、シンポジウム「日本の添加物のいま」では、食品添加物に関わる制度的な矛盾、実態とのギャップについて専門家からお話を伺います。また、消費者は何を望むのか、実際に食品を生産している事業者はどう考えているのかをお話しいただきます。2019年度には消費者庁において食品添加物表示の検討会が開催される予定です。市民の意見を国に届けるため、食の実態を知り、食の安全・安心について、みんなで考えましょう。


シンポジウム「日本の食品添加物のいま」ご案内

日時:4月13日(土)13:00~16:00 受付開始12:30より

場所:明治大学リバティタワー1083教室(8階) 千代田区神田駿河台1-1 アクセス

参加費:500円

主催:食品表示を考える市民ネットワーク

お申込み:お名前、連絡先、人数を事務局宛て FAX:03-6869-7204又はEmail:foodlabeling@nongmseed.jp にてご連絡ください。

プログラム

13:00                 開催主旨説明

13:05                 「食品添加物に関わる制度」 抜け道だらけのルール /神山美智子さん 弁護士、食品表示を考える市民ネットワーク代表

13:35                 「食品添加物を巡る問題 行政・事業者・消費者」 /中村幹雄さん 薬学博士、食品安全グローバルネットワーク事務局長

14:05                 「生産者とつくる食の安全と安心」 /藤田ほのみさん 生活クラブ生協・神奈川理事長

14:25                 「食品添加物を減らすこととは」 /川村恭輔さん 全国農協食品㈱食品営業部次長

14:45                 休憩

15:00                 パネルディスカッション 神山美智子さん、中村幹雄さん、藤田ほのみさん、川村恭輔さん

         コーディネーター 松本恵美子さん 弁護士、薬剤師

15:55                 まとめ

16:00      終了


パネリストプロフィール
神山美智子さん/弁護士、食の安全・監視市民委員会代表、食の安全・市民ホットライン代表、NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議理事。 著書 食品安全へのプロポーズ(日本評論社)、食品の安全と企業倫理(八朔社)、食の安全・監視市民委員会ブックレット かくれんぼ食品

 

中村幹雄さん/薬学博士、薬剤師、消費者庁食品表示一元化検討会委員、食品安全グローバルネットワーク事務局長。食品添加物メーカーで食品添加物の開発、品質保証、申請等の業務に従事した。ペルーや中国での添加物製造工場の建設、FDAへのGRAS申請、EFSA評価にも対応した。退職後、鈴鹿医療科学大学で、統計学、医薬品・食品安全学、薬剤・製剤実習を担当した。食品添加物公定書の委員、日本薬局方の委員も務めた。

 

藤田ほのみさん/生活クラブ生協・神奈川 理事長 神奈川県厚木市在住。家族は夫と子供2人。1993年生活クラブ生協加入、2008年~2011年さがみ生活クラブ生協理事長、2012年~2015年生活クラブ生協・神奈川副理事長・生活クラブ連合会消費委員、2016年~生活クラブ生協・神奈川理事長就任。

 

川村恭輔さん/全国農協食品株式会社食品事業部食品営業部次長。1996年に入社後、現部署(食品営業部)以外に経理、総務を経て、冷凍食品を中心とする加工食品の開発・販売に12年従事。生協を中心とした販売先に、国産原料にこだわった加工食品を製造販売。全国農協食品㈱の概要:国産農畜産物の加工・販売 栃木県真岡市に冷凍米飯(ピラフ、おにぎり、ライスバーガー等)の製造工場を有する

 

 コーディネーター
松本恵美子さん/弁護士、薬剤師。臨床検査薬メーカー及び食品添加物メーカーで開発研究に従事した後、法曹をめざす。弁護士登録後は、薬学の知識を活かし、薬害、化粧品被害、医療過誤などの事件を被害者側、消費者側で取り組んでいる。

 

 


 食品表示を考えるネットワークは2011年11月に開催された公開シンポジウム「消費者が考える食品表示一元化」を機に、広く消費者の意見を集め、消費者が望む食品表示法を実現しようと市民団体、消費者団体、生協などが中心となって結成されました。 消費者の権利(安全を求める、知る、選ぶ、意見を反映させる)を保障する食品表示を求めて精力的に取り組んでいます。市民、メディアに向けた定期的な学習会や懇談会を行い、食品表示に関する情報を発信しています。

【構成団体】食の安全・監視市民委員会/主婦連合会/新日本婦人の会/生活クラブ連合会/グリーンコープ共同体/NPO法人日本消費者連盟/遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン/我孫子市消費者の会/千葉県消費者団体連絡協議会/東京都地域消費者団体連絡会/たねと食とひと@フォーラム

以上